ドッグフードはどうやってふやかすの?
ドッグフードにも種類はありますが、一番多く選ばれているのはカリカリに乾燥させたドライフードです。
犬も歯ごたえがある方が喜んで食べてくれますが、時にはドッグフードをふやかして柔らかくしてから食べさせる事があります。
水でふやかすか、お湯でふやかすかによって、状態は変わります。
まだドライフードが食べられない子犬や、歯が悪いとか噛む力が弱くなった老犬には柔らかくして与えますが、この時は水でふやかします。
時間はかかりますが、2時間ほどで中まで柔らかくなるので、消化も良くなります。
ただし時間がかかるため、1日分をまとめてふやかしておくか、朝の分を食べさせたらすぐに、昼の分を食器に入れ水を入れておけば、次の食事までには柔らかくなっているから便利です。
病み上がりやお腹を壊している時も、消化がよくなるようにドッグフードはふやかしてから食べさせますが、冷たいままよりも少し温めてからの方が、風味が増すので犬も喜んで食べます。
電子レンジでもOKですし、鶏のササミを茹でたゆで汁を温めて混ぜるとちょうどいい温度になります。
子犬はしばらくの間ふやかして食べさせますが、少しずつドライフードに切り替えて行きます。
その途中でふやかすときにお湯を使うと、表面は柔らかくなっても、芯が残るので噛み応えが変わります。
芯を残したい場合はお湯を使うと、スパゲッティのアルデンテ状態になるので試してみてください。
ふやかしておくのを忘れた時には、急遽お湯を使ってふやかす事ができますが、どうしても芯が残ります。
ドッグフードにも種類がありますから、噛めないとかまだ硬いフードが食べられないという時は、半ナマや缶詰を使う事もできます。
今食べているドライフードを活用したい場合は、ふやかせば十分対処できますし、栄養をプラスしたい時は、味をつけずにお湯だけで茹でたササミや野菜を柔らかくして混ぜてもいいと思います。
水とお湯で硬さを調節できるから便利です。