ドッグフードを残す時は変えた方がいいの?
犬はドッグフードを目の前に置いたら、無条件で食べると思われる事が多いのですが、そんなことはありません。
犬にも個体差がありますから、食いしん坊な子ばかりとは限りません。
中には少食で一度にたくさん食べられない子もいます。
ドッグフードを残す場合は、原因を考えてみましょう。
おやつをたくさん食べていれば、お腹がいっぱいですから、ドッグフードを食べても残してしまいます。
こういう場合はおやつの食べさせ過ぎで、肥満や栄養バランスの偏りが心配です。
おやつは1日1個までと量を決めておきましょう。
欲しそうにしていて可哀想だからあげるのは、飼い主の自己満足です。
一部では無責任におやつを食べさせ太らせる事を、虐待と捉える事もあります。
お腹がすいているのにドッグフードを残す場合は、ドッグフードが気に入らないという可能性もあります。
夏は蒸し暑さで犬も夏バテのような状態になるので、一時的に食欲が落ちます。
ササミの手作りドッグフードのトッピングでも食べない場合は、病気が原因で食欲が落ちている可能性もあります。
これも個体差がありますが、犬は体調が悪いと食事を受け付けなくなる事があります。
少量でも食べていればいいのですが、ほとんど口をつけずに残してしまう場合は、病気の可能性があるので早めに動物病院で診てもらいましょう。
もう一つ考えられるのが、単なるわがままです。
犬がドッグフードを残すからと、あれこれドッグフードの種類を変えたり、おやつを与えたりすると、犬も学習しますからダダをこねれば美味しい物がもらえると理解してしまいます。
もしもわがままでドッグフードを残しているようなら、あれこれ変えてしまうとさらにわがままになります。
こういう時は犬にとって一番良いドッグフードを選んでいるなら、種類を変える必要はありません。
お腹がすけば自然に食べますから、しばらくそっとしておきましょう。
ただしこれは健康上問題がない場合の対処法です。